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健康管理

結果の見方

健診結果がお手元に届いたら

検査結果のひとつひとつに一喜一憂するのでなく、まず総合判定、生活指導を今後の生活改善に役立てるよう心掛けて下さい。
精密(再)検査が必要という場合は、「疑わしいことがあるのでもう少し詳しく調べましょう」ということで、病気と診断されたわけではありません。疑いを晴らすためにも迷わず怖がらず精密(再)検査を受けましょう。

健康診断で出た検査値はおおよその目安です。判定は医師が全てのデータと経過をもとに判定します。ですから個々の値の少しぐらいの変動で不安になったり、考えすぎたりする必要はありませんが、検査で得られた情報を基にその後の健康維持や増進に役立てるようにしましょう。

判定区分の説明、主な項目の解説

当協会では各項目判定、総合判定を9段階に分けて判定しています。

異常なし 今回の検査では異常ありません。
ほぼ正常 わずかに所見を認めますが、日常生活にさしつかえありません。
12ヶ月後経過観察 日常生活に注意して、12ヶ月後に検査を受けてください。
6ヶ月後経過観察 日常生活に注意して、6ヶ月後に検査を受けてください。
3ヶ月後経過観察 日常生活に注意して、3か月後に検査を受けてください。
再検査 検査成績を確認するため、もう一度検査を受けてください。
精密検査 異常の疑いがありますので、医師の治療または保健指導を受けてください。
治療 異常を認めますので、医師の治療または保健指導を受けてください。
継続治療 引き続き医師の治療または保健指導を受けてください。

肥満

太っている人は、動脈硬化や高血圧、糖尿病など生活習慣病になりやすい傾向にあります。このことから、自分自身のからだをコントロールする目安として体重を測ってチェックすることは、健康管理の基本としてかかせません。

肥満には大きく分けて2つのポイントがあります。1つ目は食生活、2つ目に適切な運動です。

~食生活~

1. 1日3食とバランス(一日30品食)の取れた内容で
2. ゆっくり食べて腹7分目
3. 間食をしない(とくに夜9時以降は避ける)
4. お菓子、ジュース、コーヒーの摂りすぎに注意し、アルコールなどは適量を守る。

~運動~

1. 有酸素運動を(歩く、速歩、サイクリング、ゆっくり泳ぐなどお勧めします。)
2. 頻度は一週間に3~5回で1回の時間は20~30分程度、食後や朝あるいは深夜を除いた時間にお勧めします。
3. 強度として必ず無理はしない。

肥満は個々の病気ではなく、生活習慣病の多くに関わってきます。実際に症状が出てからでは、かなり進行しています。一年に1回は健康診断を受診しましょう。

高血圧

血圧測定は心臓がからだの中の血液を送り出す際に、血管の中に加わる圧力が血圧です。血圧は心臓が縮んで血液を送り出すときの最高血圧と心臓が元の大きさに戻ったときの最低血圧があり、両方の血圧が高い場合、またはいずれか一方の血圧が高い場合を高血圧といいます。

健康診断で「高血圧」と言われても、血圧は一日のうちでも大きく上下するもので、1~2回の健康診断などでは本当の血圧かわかりません。健診結果で高血圧または境界域であって、要健康管理の必要性がある方は是非正確なご自分の血圧をつかんでください。そのためにはこまめにチェックをすることをお勧めします。内科または循環器内科の診察を受診し、早期治療や対応に心掛けましょう。

脂質代謝

血中の総コレステロール・中性脂肪の値が高くなると、動脈硬化や膵炎を引き起こす危険性が高くなります。主に食事(アルコール・糖分の摂りすぎ)が原因です。
脂質代謝で異常がある場合「高脂血症」が考えられます。高脂血症とは血中のコレステロールや中性脂肪の値が高い状態を言います。高脂血症が長く続くと動脈硬化がひそかに進行し、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気を引き起こす原因となります。そのため脂質代謝の項目で基準値を大きく外れる項目があった場合、医療機関などで二次・精密検査を受診し、食生活や適切な運動など生活習慣を見直しましょう。

貧血

主に血色素量と赤血球数を調べます。赤血球は体の細胞組織に酸素を運び、いらなくなった炭酸ガスを運び去る働きをします。また血色素とは赤血球の内容物で鉄とたんぱく質からなる複合たんぱく質をいい、赤血球が不足すると貧血を起こします。
貧血といわれたら1つに食生活を見直すことを心掛けましょう。例えば造血作用としてレバー、肉、貝類を摂取することや鉄分吸収を促進する緑黄色野菜をはじめ果物やイモ類を摂るなど食生活の見直しが必要です。また最近では無理なダイエットや偏食などに多く、若い女性に増えています。しかし、たかが貧血と思っていると胃潰瘍など悪化していることもありますので、まずは原因を追求しましょう。

尿酸

尿酸は人の身体や動物性食品の中にある(プリン体)という物質が壊れてできるものです。尿酸が高くなると関節に沈着して炎症を起こすために痛風発作が見られ、さらに進むと腎障害となります。
尿酸が高いとどうしても痛風という思いがあるでしょう。痛風は血液中の尿酸値が増えて起こる病気です。つまり細胞の燃カスが尿と一緒に排泄されず、足や親指や膝の関節に引っかかって炎症を起こします。ですから尿酸値が高いと言われたら食事の改善プリン体を含む食品(いわし、たら、ひらめ類、貝類、煮干し、レバー)など臓物類の摂り過ぎに注意しバランスよく食べましょう。また水分をたっぷり摂ることによって尿量を増やし、尿酸の排泄を促します。毎日の生活をきちんとコントロールしていくことが必要であります。

肝機能

GOTは心臓に最も多く含まれ肝臓や骨格筋などにあります。そのため心臓や肝臓に異常の有無を調べるのに使います。また、GPTも肝臓に多く含まれ、γ-GTPは肝臓、膵臓、腎臓、血清、血球に含まれています。これら3つから肝機能の異常を調べます。いずれにせよ、前日にお酒を飲むことによっても数値が上昇します。
肝臓は病気になってもなかなか症状が現れにくく、必ず健康診断で肝機能検査などで有所見項目が出た場合は二次・精密検査をお勧めします。肝臓病には8割が肝炎ウィルス、残り2割がアルコールや薬剤・糖尿病など生活習慣による影響が考えられます。変だと気づいた時にはかなり症状が進行しています。
一年に1回は健康診断を受け肝臓のチェックをしましょう。

腎機能

腎臓は血液をろ過して、体内から出た老廃物を尿として排出し、それと同時に、体に役に立つものは再吸収する働きをしています。
腎機能で一番簡単な検査として尿検査があたります。これは尿のタンパク質や尿潜血など腎機能の働きを調べる検査です。どちらにしましても自覚症状が少ないことから放置しておくと腎臓病などの病気を引き起こすこともあります。ですから有所見が出た時は二次・精密検査を受診することをお勧めします。

健康づくりのご案内

生活習慣病を予防しよう

生活習慣病はある日突然かかるのではなく、長い年月をかけて徐々に進行してきたものがほとんどです。偏った食生活、運動不足、酒の飲みすぎやタバコの吸い過ぎなど、からだに良くない生活を長期にわたって続けることで、引き起こされる病気の総称です。健康診断で現在の自分の健康状態を把握しましょう。

そこで体のために良い生活習慣とは、規則正しいリズムで一日一日を過ごすことです。そのために次の5つの面から、皆様のライフスタイルを総点検してみてはいかがでしょうか。

食生活編

食生活で大切なポイントはまず摂取エネルギーが消費エネルギーを、上まわらないことです。そしてたんぱく質は、肉、魚、卵など動物性の食品と豆腐、穀類など植物性の食品からバランスよく摂ることが大切です。また糖質は肥満の原因となりますから常に摂り過ぎないようにしましょう。

野菜、特に緑黄食野菜にはビタミンやミネラルなど多くの栄養を含んでいます。このほかしいたけや海藻類には血圧を下げる効果があります。

 

タバコ編

喫煙者が肺がんになる率は、吸わない人の4倍以上。さらに怖いのはタバコを吸わない人が吸われることで健康に影響が生じる(受動喫煙)ことが医学的に実証されています。特に子どもや胎児の健康が侵されることへの問題意識が高まっています。

タバコ成分等の代表的なものとしてニコチン、タール、一酸化炭素の3つです。ニコチンは肺から血液に吸収され、アドレナリンというホルモンの分泌を増やします。それによってアドレナリンは心臓を酷使したり、血液を固まりやすくしたり、血管の末端を収縮させたりもします。また一酸化炭素は、血液が酸素を全身におくるのを妨げ、より多くの血液を送り出させ心臓に負担を掛けたり、動脈壁を傷め、コレステロールを沈着しやすくして、動脈硬化を促進させたりします。

 

運動編

最近は生活が便利になり日常生活の中で、体を動かす機会が減ってきています。ところが食生活は益々豊か(欧米化)になりエネルギー摂取量はより過剰傾向になりつつあります。このような生活では、心臓病、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を引き起こすもとになります。運動を毎日続けることが大切ですが、週に2、3回でも減量できるとはいきませんが、続ければカロリーを蓄積する方に回っていた体質が改善され消費に切り替わるようになります。又そればかりでなく運動にはリラックスさせる効果などメンタル的にも良い効果が考えられます。運動の内容は問いません少しずつ体を動かすようにしましょう。

 

飲酒編

お酒がおいしくていつもついつい飲みすぎていませんか。適度な飲酒は血行を良くしたりストレスを軽減するなどの効果があるといわれます。しかし度を越すとからだにさまざまな悪影響を及ぼします、しいてはからだに害を及ぼすことになります。
1.肝障害  2.すい炎・糖尿病 3.心疾患 4.高血圧 5.胃腸障害 6.がん 7.脳機能障害 8.睡眠障害・うつ病 9.依存症など
お酒の飲み方を間違えると決して『百薬の長』ではありません。

 

お酒と上手に付き合うためには

・適量を守ろう
・休肝日をつくろう
・おつまみを摂りながら、ゆっくり時間を掛けて飲もう
・強いお酒は水やお湯で割って飲もう
・空腹時に飲むのは避けよう など

健康・生活面を考慮して自分にあった飲酒ルールをつくりましょう。
 

メンタルヘルス編

私たちの心身は、環境(職場)の変化に対応する能力を生来備えています。たとえば、暑くなると汗をかいて体温を下げたり、危険が迫ると緊張感が高まり、心臓の鼓動が早くなったりします。ですからストレスは生きていれば必ず生み出されるものです。適度のストレスは私たちに活力を与えてくれますが、それも過度になれば病気を引き起こすことさえあります。そうなる前に、まず身体を動かしてストレス軽減を図りましょう。